shinsekai

わたしは大阪が好き。
と、いっても住んだことはありません。

時々、観光で行くくらいだけれども、大都市とはいえど東京とは違って、庶民的で親しみやすい雰囲気があり、街歩きしていても何とも気兼ねしません。

大阪に行くときは、主に関西空港からアプローチするのだけれども、そういう意味では、大阪の玄関口としては「なんば」のイメージがあります。
いわゆる「ミナミ」といわれるエリアですが、あの雑然とした感がなんとも心地よく感じるわけで。

特に好きなのは、道頓堀から新世界にかけての街並み。
アホといわれるかもしれませんが、大阪に行った際には毎回顔を出してしまいます。

そういうわたしのテッパンの行程は、関西空港から南海電鉄のラピートに乗って、新今宮駅まで移動し、そこからは徒歩で新世界のジャンジャン横丁を通りながら通天閣まで。
通天閣からは新世界の街を楽しみながら、日本橋を経て道頓堀まで移動するもの。

shinimamiya

その間はやっぱり「くいだおれの街」を楽しむこととしています。
道頓堀界隈はギラギラとした景色が続き、「食べて!食べて!」といった感があり、あ~、これが大阪か~。なんて思ったものの、その他の周辺では、特段街にくいだおれ感がなくて、最初はあれれ、なんて思っていました。

しかし、何回かこの街に足を運んでみると、路地裏であるとか、路面にも小さなお店にも目が留まり、庶民的なグルメを感じる部分があることに気づきます。

特にジャンジャン横丁やあいりん地区は痛快。
リーズナブルな価格で、うまいもんを食べることができるじゃないですか。
串カツを筆頭に、ホルモン焼き、かすうどん、なんかジャンキーな感じが好き。

zyanzyanyokotyou

もちろん、上品とはいえないようなお店や接客はあるものの、それがまた気兼ねしなくてもよい雰囲気を醸し出していて、いやはや居心地がいいもの。

日常生活の気晴らしも兼ねてあの街に行くけれど、やっぱりあの街は好き。
いっそのこと、住んでしまいたいと思うくらい。