「551蓬莱」とは?

関西に行くと、駅や空港、デパートなどでよく見かける「551蓬莱」。
このお店は、大阪市を中心に関西地区に展開している中華料理の飲食店・販売店です。
特に「豚まん」の持ち帰り販売が有名で、大阪名物になっています。

「551蓬莱」は、株式会社蓬莱のブランド名。
株式会社蓬莱は、昭和20年(1945年)に大阪の難波で創業した「蓬莱食堂」が、創業メンバー3人により別々の会社である「蓬莱」、「蓬莱本館」及び「蓬莱別館」へと独立させたうちの1つとなっております。

なお、この「551」については、「蓬莱」の創業者が「自分の店をもっとお客様に親しみやすく、覚えていただきやすくするために何か良いアイデアがないか」と考え、店の電話番号の下3桁が「551」だったことに合わせ「味もサービスも、ここ(55)いちばん(1)を目指そう」という会社の目標から決めたそうです。

南海電鉄のラピートに乗りながら「551」の豚まんが食べたい!

この日は新世界で昼食を済ませて、関西国際空港に向かう日程です。
新世界からは、大阪市営地下鉄堺筋線の動物園前駅で乗車して天下茶屋駅まで進み、南海電鉄に乗り換えて向かうルートがありますが、今回は南海電鉄の新今宮駅から直接、関西国際空港に向かうルートとしました。
Nishinari
・新世界から南海電鉄新今宮駅に向かう

新今宮駅から関西空港駅までは「ラピート」に乗ります。
「ラピート」は、南海電鉄が難波駅から関西空港駅間を南海線・空港線経由で運行する特急列車で、JR西日本が運行する「はるか」に対する関西国際空港へのアクセス特急となっています。

「ラピート」という名前は、一般公募で選ばれた「速い」という意味のドイツ語"rapid"に由来しているそうですが、名前も流線型の車両も本当に格好いい。
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・これがラピート。関西空港駅にて。見た目は「鉄人28号」です。

私は関西国際空港から大阪市内に出るときには、ゆったり座って目的地に早く着きたいので、いつもラピートに乗車するのですが、今回はささやかな企てがありました。
それは、「ラピートに乗って『551蓬莱の豚まん』を食べながら、車窓の風景を楽しむ」ことです。
日中のラピートはそれほど混んでいないので、周りの迷惑にもならなさそうですし。

肝心の「551蓬莱」ですが、南海電鉄新今宮駅の構内に2か所売店があることは、事前にリサーチ済みです。
昼食直後ではありますが、豚まんへの期待が膨らみます。

新今宮駅で「551蓬莱」の豚まんを購入!

南海電鉄新今宮駅に着きました。
目指すは、JR新今宮駅乗換口改札内の「551蓬莱」の売店です。
Shinimamiya ST

今回は昼食後でしたので、豚まんの2個入り(380円:税込)を購入しました。
早速ホームで記念撮影です。
551horai

ラピートに乗車。
幸いにして隣席は空席でした。
新今宮駅から関西空港駅までは35分で着いてしまいますので、発車後すぐに食べはじめます。
551horai
・551蓬莱は、この赤い箱が印象的ですよね。

いよいよ実食!

開封すると、結構大きめの豚まんが出てきました。
551horai

半分に割ってみると、餡がたくさん入っていました。
551horai

私はカラシを多めに付けて食べるのが好きなので、たっぷり目に付けます。
なお、お店で購入するときに「カラシを多めで」というと、多めに付けてもらうことができます。
551horai

おいしいおいしい。
コンビニの豚まんでは、こんなに皮がふかふかしていませんし、餡もこんなにぎっしり詰まってジューシーではありませんもの。
肉汁とともに豚肉と玉ねぎからなる旨味が口の中に広がります!

思えば景色も見ずに食べてしまい、あっという間に平らげてしまいました・・・

まとめ

やっぱり「551蓬莱」の豚まんは美味しかったです。
ただ、景色を見るのを忘れましたが。
よく、大阪出張の帰りのお父さんが、新幹線の中で551蓬莱の豚まんを食べて、車内ににおいが流れて顰蹙を買うなんて話を聞きますが、日中のラピートならばいけるかも?

この後、家族へのお土産として、関西国際空港内の「551蓬莱」の売店でまた買ってしまいました。
なお、焼売や餃子も美味しいとのことで、次回チャレンジしたいと思います。


お店の情報
店名:551蓬莱 南海新今宮駅店
場所:南海電鉄 新今宮駅構内(JR新今宮駅乗換口改札内)
   3階(階段踊り場)/4階 JR乗り換え改札前
時間:3階(階段踊り場)9:30〜21:00/4階 JR乗り換え改札前 10:00~21:30
定休日:なし
電話:06-6643-7393