天下一品との出会い

これまでにいろいろなラーメンを食べてきましたが、天下一品については、食べ始めてからかれこれ30年近くなりました。

初めて食べたときは、どろりとしたそのスープに「なんだこのラーメン!」と驚いたものですが、私の中では味噌ラーメンや醬油ラーメンと並んで、「天下一品」という一つのジャンルになっています。
tenkaippin

「天下一品」について

天下一品は、昭和46年(1971年)に京都の銀閣寺周辺で開いた屋台を発祥としています。
屋号やラーメン自体を「天一(てんいち)」と略されることも。
現在では国内のほかホノルルにも支店があり、約240店舗のチェーン店となっています。

人気が高いのは、定番の鶏ガラベースの「こってり」。そして、「あっさり」。
店舗によっては裏メニュー的に双方のスープを半々に混ぜた「こっさり」があります。
また、サイドメニューが充実した店舗もありますが、「唐揚げ」は結構多くのお店で見かけますね。

これらについては、以下のように解説されています。
<スープ>
 スープは、「こってり」と「あっさり」の2種類が基本となっている。
 「こってり」は鶏と11種類の野菜からつくられたスープで、ポタージュの様にドロリとしており、麺に絡みつくかのような粘着感を持っている。このスープはどろりとはしているものの、一部の愛好家から意外と脂っこくは無いと評する向きもある。このスープは「箸が立つ」、「ラーメンとは別のジャンル」、「ラーメンを超えたラーメン」などと形容され、かつては鯨油や牛脂が使われているのではないかとの噂も囁かれた。
 「あっさり」はゼラチンを使用している。

<追加可能な調味料・具材>
 薬味のネギには、青ネギ等が使われている。一部の直営店では、ネギが青いプラスチック製の笊(ざる)に入れられて提供されている。カウンターには、発酵した芳香のある唐辛子味噌が備えられている。これらは店舗により若干の違いが有る。

<その他のメニュー>
〇こっさり・2号
 「こってり」と「あっさり」のスープを半々に混ぜた「こっさり」が存在する。「こってり」を「1号」、「あっさり」を「3号」と呼ぶのが厨房の符牒であり、こってりとあっさりの中間であることから「2号」とも呼ばれる。また「屋台の味」という名前で正式に提供されている店舗もある。
〇4号・味がさね
 2004年1月より、一部店舗において「味がさね」という、スープの濃度を客が調整可能な野菜入り味噌ラーメンを取り扱っている。
引用元:Wikipedia

天下一品 全国食べ歩き

大人になって、全国各地に足を延ばすようになると、各地の「天下一品」と出会うことができるようになりました。
天下一品は、チェーン店ながら各店舗により味が異なるといわれており、入店してみると、それぞれの店舗で味のみならず、メニューや卓上の薬味類が違ったり、趣が違うことに気づきました。
それからは、旅先で「天下一品」を見つけると、まず暖簾をくぐることとしています。

これまでに何店舗行ったか覚えてはいませんが、2桁は行っているのは間違いありません。
しかし、悲しいことに既に閉店してしまった店舗もあります。

過去に訪問した店舗は撮影していないことが多く、記憶の中での振り返りしかできないことが悔やまれますが、記録が残っているものについては、今後の自分のためにも記していきたいと思います。


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