まちとたべものと : SA/PAめぐりが楽しい！「まるで『おもちゃ屋さん』のSA」～東北自動車道　佐野SA（下り）～

佐野SA（下り）は、とっても個性的！

東北自動車道のSA（サービスエリア）には、施設や品ぞろえが個性的なSAがありますが、この「佐野SA」もその一つ。
なお、上り線側、下り線側のSAを繋ぐ連絡通路があり、相互利用することができます。

今回は「佐野SA（上り）」を利用した際に、「佐野SA（下り）」にも立ち寄ってきました。

東北自動車道のSAでは、リニューアルが進められていますが、佐野SA（下り）は上り線側と同様、まだ昔ながらの施設となっています。

入り口前の出店。

上り線側では、キッチンカーによる移動販売がメインでしたが、こちらは常設の出店がメインのようでした。

佐野市のB級グルメである「いもフライ」。

「いもフライ」とは、蒸したジャガイモを串刺しにして、小麦粉とパン粉などで作った衣をつけて揚げた後、地元産の特製ソースをかけて仕上げたもの。

市の観光協会によると、甘味とホクホク感のあるジャガイモが甘すぎないソースとマッチし、小腹がすいたときにはほどよいとのことで、SAでの軽食には好適ですね。

フードコート

まずはフードコート。

お昼どきですが、上り線よりは空いていました。

やはり、下り線側でも「佐野ラーメン」も提供されています。

ショッピングコーナー「佐野仲見世通り」

フードコートの奥には、ショッピングコーナー。
上り線側では「佐野にぎわい通り」でしたが、下り線側は「佐野仲見世通り」と名付けられています。

上り線側では「佐野ラーメン特集！」のような品ぞろえと陳列でしたが、下り線側では控えめで、どちらかといえば餃子が目立ちました。

栃木県の「宇都宮餃子」は有名ですが、同じ県内で「佐野餃子」というジャンルもあるのですね。
なお、ラーメンのどんぶりを被ったイラストは、佐野ブランドキャラクターの「さのまる」。

「さのまる」とは？

ゆるキャラグランプリ2013で、1,580キャラクターの中からグランプリに輝いた「さのまる」。
キャラクターに佐野市の名産品がてんこ盛りで、今治市のバリィさん的かも。

　犬型のゆるキャラ。佐野ブランドのPRのために、佐野の特産品を身にまとった侍の姿をしており、佐野の城下町に住んでいる。
　笠は佐野ラーメンのお椀で出来ており、雷文模様の代わりにローマ字表記の「SANO」がデザインされることで世界に佐野の魅力をアピールしている。
　また、前髪は佐野ラーメンの中太ちぢれ麺で出来ており、真ん中で分けている。
　剣は佐野市名物のいもフライである。
引用元：Wikipedia

佐野SAで販売されているお土産にも、結構「さのまる」が使われているものがありました。

乗り物のおもちゃがいっぱい！
街のおもちゃ屋さんより充実しているおもちゃコーナーがすごい！

佐野SA（下り）で一番印象的なのがここ、「玩具・グッズ」コーナーです。
とにかく乗り物系のおもちゃが充実しています。
普通のSAであれば、ドライブ中のお子様方がおとなしくなるように（？）ちょっとしたおもちゃが売っているくらいですが、ここはアキバのマニアの店くらい品ぞろえが凄いです！

バスのミニカーがたくさん。
高速バスで立ち寄るかたも多い佐野SAということもあるのでしょうか。

飛行機関係のグッズもたくさん。
特に航空自衛隊関係が充実しています。

曲技飛行のブルーインパルス関係がとっても充実。
ホームの松島基地の航空祭で売っているようなキーホルダー、文具、プラモデル等々がいっぱい揃っています。

航空自衛隊の各部隊のワッペン。
ここ、本当にSAなのでしょうか？と思うくらい。

パイロットのヘルメットやジオラマも。

そしてトミカのミニカーもおもちゃ屋さん以上の品ぞろえ！

しっかりと端には鉄道グッズもありました。

完全にこの一角だけ、ホビーショップと化しています。
以前は規模も小さく、車、バス関係だったと記憶していますが、年々拡大している気がします。
恐らく人気コーナーなんでしょうね。

小さなお子様以外にも、大人の男性も惹きつけられてしまいます
やっぱり、ここが佐野SA（下り）の一番の売りじゃないでしょうか！