かつては仙台市中心部に3軒の天下一品があった
仙台の中心部には3軒の天下一品がありました。古くからあったのは、東北一の歓楽街「国分町」の店舗。
そして、その後にできた中央通りと街から少し離れた台原の2店舗。
国分町の店舗は夜になると酔客で賑わっていましたが、東日本大震災による店舗への被害にて閉店してしまっています。
また、台原店も震災の影響で閉店してしまいました。
現在では、中央通り店のみの営業となっていますが、仙台市の郊外にはこのほか2店舗(仙台パイパス店、明石台店)営業しております。
国分町店にも行ったことがありますが、まさか地震で閉店してしまうとは思ってもおりませんでしたので、残念ながら写真は撮影しておりませんでした。
ここでは記録のある、中央通り店を紹介します。
ビルの奥の店舗
ここの店舗は縦に細長く、間口がとても狭いのが特徴でしょうか。なお、店舗自体はビル1階の奥にあり、通りからは見ることができません。
これが入口です。
ここから奥へと入っていきます。
通路自体もビル内でクランクしていて、入口からは店舗を窺うことができません。
到着です。
なお、手前右側に厨房とカウンター席、奥の部屋にはカウンター席とテーブル席があります。
ここでは「こってり」ではなく「天下一品ラーメン」
店内に入り、注文します。この店舗は食券制となっておりますので、まずは食券を購入します。
その際に注意しなければならないのが、他地区のようにラーメンを注文して「こってり」か「あっさり」を選択するのではなく、まず、食券を購入する段階で選択しないといけないところです。
しかも、仙台地区では「こってり」が「天下一品ラーメン」という名前で提供されており、「あっさり」はなく、代わりに「和だしラーメン」が提供されています。
仙台地区の天下一品に初めて入店するかたは、迷ってしまうところかもしれません。
この日は「こってり」である「天下一品ラーメン」を注文しました。
仙台地区では、注文時にニンニクを入れるか聞かれませんので、好みで卓上のすりおろしニンニクを入れます。
また、辛子味噌も卓上に常備されております。
なお、この頃の好みなのですが、辛子味噌の代わりにコショウをたくさん入れて食べると美味しいので、たっぷりとかけてしまいます。
しかし、天下一品ラーメンには、ニンニクがよく合います。
ついつい入れすぎてしまいますね。
なお、この店舗を含む仙台地区の特徴としては、こってりを土鍋に入れて提供するサービスがある一方、サイドメニューが少なく、唐揚げなどがないことでしょうか。
まとめ
仙台地区は「こむらさき」という会社が、天下一品ラーメンを提供しています。このため、他地区と違った独自のメニューになっておりますが、天一を食べることができる店舗が少ない東北地方では、貴重な存在ですね。
いつか「土鍋天一」食べてみたいです。
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お店の情報
店名:天下一品 中央通り店場所:仙台市青葉区中央2-6-6 タベイビル1F
時間:11:00~24:00
定休日:1月1日のみ
電話:022-214-3110